ここ数年来、映像美術史コンサートで皆様にお届けしております『映像美術史』シリーズが、
美術史家、野村幸弘氏の作品としてデジタルコンテンツで発表されることになりました。
(詳細は後日にご報告いたします。また『映像美術史コンサート』ウェブサイトは、
ホームページ内 のセクションより、リンク先をご覧いただけます。)
昨日はその第1弾『マネ、格子と鏡』の録音を。
コンサートでの演奏機会が多い事もあり、思いの外すんなり録れて大満足。
収録後のビールの味は格別でした!
『マネ、格子と鏡』は、美術史家/野村幸弘さん、作曲家/坂野嘉彦さんとのコラボ・コンサート
最初の作品なので、とりわけ思い出深くもあります。
初演当初は、まだ映像を観ながらの生演奏にも不慣れでドキドキでした。
こうして初演から数年後に録音してみると、曲に対してのヴィジョンがより鮮明になっているし、
フィジカルな演奏レヴェルも多少向上(!?)しているので、結果としてはとても良い感触でした。
音楽はクラリネットとピアノのデュオで、趣の異なる7曲から成る組曲。
坂野さんとのアンサンブルも、何度も一緒に本番を踏んでいる安心感がありました。
マスタリングから上がってくるのが、今からとても楽しみです!
、、、と、のんびりしている間もなく、
直ぐに続けて第2弾「セザンヌ、最後のジャポニスト』の録音に入らねば!